私は20代の頃にショルダーバッグブランドを立ち上げて、バッグの作家としての私の頭にはいつもヘアバンドがありました。

私とヘアバンドのことをちょっと遡ってみました。

自分の横顔がコンプレックス

私は学生の頃から自分の横顔がコンプレックスでした。

顎が小さく、出っ歯で口がぽかんと開いてしまう輪郭で、二重顎が目立つし、はっきり言って口元を気を抜くと横顔不細工です。

横顔の写真は即削除するくらい自分の横顔を見るたびにガッカリしていました。

でも、かわいくなりたい願望が強くて髪型を工夫したり、歯科矯正したり頑張ってました。

ファッションは自分に自信をつけるもの

10代、20代の頃はギャルっぽかったり、古着っぽかったり、好きなファッションを楽しんでいました!

ミュージシャンのcharaとかのエスニックっぽい雰囲気が好きで、憧れてヘアバンドをつけていました。

あるとき、ふと思ったんです。
ヘアバンドしてるとき横顔が恥ずかしくない!

はじめは好きなファッションとしてつけていたけど、
自分のコンプレックスを隠して自信をもてるからヘアバンドをつけていたんだって。

気づいたら自分で作ってた

市販のヘアバンドでは満足できない
欲しいところにボリュームがなくて安心できない!

それと私は素材も気にしてしまうタイプ
アトピーだから肌に合わない素材だと耳と首がかゆい!

気づいたら自分で作っていました。

ヘアバンドを販売するきっかけ

バッグ作家としてインスタを投稿していたときに、予期せぬことが起こったんです!

私がいつも見に着けているヘアバンドの問い合わせがくるようになったんです!

「それどこのヘアバンドですか?」

魅力を伝えようと、頑張って投稿していたバッグではなく、ただ投稿の中で身に着けていたヘアバンド。

まさかそこに興味を持つ人がいるなんて。
本当にびっくりでした。

自信をもって生きていくためのもの

私にとってのヘアバンドは、自分のコンプレックスを隠し、自信をもって生きてくためのものだった。

だからこれまで販売しようなんていう発想にもなりませんでした。

でも今は、初めて自分の存在意義を感じ、毎日が新鮮な気持ち。